雇用保険に加入していないと、失業手当はもらえません。今回、失業手当を貰うことがあったので覚え書きとして掲載しておきます。これから受給する方の参考になれば幸いです。
雇用保険手続きのご案内(ハローワークHP)
失業手当とは・・・
【失業手当とは】
働いている人達が定年や倒産、自己都合などで離職した場合に支払われる給付金です。期間中は働かずとも給付金が貰えます(※給付金額は勤務していたときの給料が基準で決定します)。雇用保険の加入期間が12か月以上の人に権利があります
※誤解のないように言っておきますが、失業手当はお金を貰える制度なのではなく簡単に言うと、再就職するまでに期間が空いてしまったときに無収入になってしまったときの一時的な軍資金です。
失業手当「恥ずかしエピソード」
再就職活動の間のいわば軍資金です。再就職を希望せずに、失業手当の給付金がもらえることは基本的にありません。もしそんなことをすると「不正受給」という大きな犯罪となってしまいますのでご注意ください。
若かりしとき、わたしも貰ったことがあります。思い出すと恥ずかしくて変な汗が出ます・・・。
というのは、手続きの時簡単な意識調査があって・・・
「現在就職を希望していますか?」
という質問にバカ正直な若かりしわたしは
「今は、まだ~。はっきり決まっていません~。」と答えました。
すると受付の人がひと呼吸おいてまた
「就職を希望しますね?!」と聞いてきたんですよ。で、わたしも(今言ったじゃない。)と思って
「今はわかりません!」とはっきり(!)言うと・・・
「(小声で)・・・就職を希望していない人には失業保険は払えないんですよ。」と。
・・・やってしまった~~~~~~(・o・)後ろにはずら~っと列が。絶対聞かれてる・・・
慌てて「は、はい!希望します! (汗)」
無事手続きは終了しました~笑
ホント~に恥ずかしく忘れたくても忘れられません~~~
もちろん、これは悪いお手本です。この当時、働く気がなかったわけではなく自分の置かれている状況をうまく説明、伝えることができなかった・・・という感じです。
言い方って本当に難しいですね~。ニホンゴムズカシイネ!・・・片言で言ってみました(笑)
いろいろ言ってみても、もう言い訳にしかなりませんので止めますが。
失業手当を貰ったはなし
昔の恥ずかしいエピソードはさておいて。
あれから20年以上の月日が経ち、また「失業手当」を貰う機会がやってきました。
まず、雇用保険に加入しておかないと「失業手当」は貰えません。勤めていた会社では短時間パートではありましたが、雇用保険に加入する条件が揃っていたので、一応加入しておきました。毎月数百円ですが天引きされていました。
雇用保険手続きのご案内(ハローワークHP)
さて、その勤めていた会社を辞めることになりました。雇用保険被保険者離職票など必要書類を持参し、ハローワークでの離職の手続き。
後日、雇用保険受給者初回説明会というのがあり、それに参加します。それがスタートです。
7日間の待機期間というものがあり、手当てが貰えるのはそれが過ぎてからです。会社都合(倒産など)ではなく自己都合(自分から退職願い)の場合はさらに3か月の待機期間があり、手当てが貰えるのはそれからになります。わたしは自己都合での退職だったので、3か月の待機期間が過ぎてからまたハローワークに行くことになります。その間にいわゆる「求職活動」をします。そしてどのような活動をしたのか「失業認定申告書」に明細を記入して提出しなくてはいけません。
4週間ごとにハローワークに「失業認定申告書」を持って、申請に行きました。4週間の間に「求職活動」のために求人票を閲覧するためにハローワークに行ったので数か月間、ハローワークには何度も通いました。
窓口に「失業認定申告書」を提出すると順番で呼ばれ、4週間の活動の様子を聞かれます。毎回、担当してくれる方は違ったのですが、威圧的な人もいれば親切で穏やかな人もいて、初めて受給する方は穏やかな人の方が相談や話がしやすいと思います。
失業中、わずかですが貰えるお金があったのでゆっくり仕事を探すことが出来ました。わたしの場合、自己都合での離職だったので辞める準備、収入がなくなる心づもりもありましたが、もし会社が突然倒産してしまった!明日から路頭に迷う・・・という方はとても助かる制度だと思いました。
雇用保険に加入するか迷うかもしれませんが、条件が揃い、加入できるのならば加入しておいた方がいいと思いますよ。